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バイタリティーに生きる

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【東進】現役東大生が教える、苑田尚之の物理の勉強法とおすすめの参考書

勉強その他Tips

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テレビをよく賑わすこの胡散臭い臭そうなオッサン。東進衛生予備校・東進ハイスクール・河合塾の名物物理講師、苑田尚之。

テレビのCMでも東進衛生予備校に通っている理系の高校生なら『ハイレベル物理』などでもおなじみのこの男。

 

僕は高校3年生の時地方の田舎の高校に通いながら東進衛生予備校で、浪人している時は河合塾の横浜校で、この苑田尚之に対面で物理の全てを教わった。

 

僕は高校まで県内の強豪のサッカー部に入っていたので、午後の部活に備えるべく高校の授業は全て寝ていて一切聞いていなかった。

そのため物理に関して、物理とはなんぞやから全てこの苑田に教わった。

今振り返れば、こんな360度どこから見ても胡散臭いおっさんに人生をかけた受験を託せたなと思う。

だが正直僕はいま東京大学で勉強できているが、それは少なくともこの男のおかげである部分も大きい

2年前を振り返っていま、この苑田尚之の物理と向き合おうとしている高校生に向けて、この男との付き合い方を僕なりに伝えたいと思う。

 苑田尚之のプロフィール

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この男の人物像や経歴は他のサイトを参照していただきたいとして、僕はこの苑田尚之という男のカリスマ性について少し語りたい。

身長180以上ありながら、黒光りしたモリモリの厚底のブーツを常に履いているため体感では2mくらいある巨体。

黒縁のサングラス。毛むくじゃらの顎に、腰あたりまである汚らしい長髪。

 

この男はいわゆる人にものを教える立場の人間がする風貌ではない。

イタリア製の数千万は下らないランボルギーニを乗り回し、アンダーグラウンドの匂いしかしない、絵に描いたような怪しい風貌

 

僕は河合塾に在籍しているとき、この苑田尚之という男と何度か世間話をしたのだが、学生時代は東大を首席で卒業した、実質日本で一番頭の良い人間のひとりだということも判明して、個人的には結構盛り上がった

 

扱っている物理の内容は、国立大学学部レベル

いまこの男の物理を勉強していて、あまりに理解できなくて頭を抱えている高校生は多いと思う。何度ノートを見返しても問題集を復習しても難しすぎてまったく理解できない。

だがそれも無理はない。

 

微分方程式、エネルギー積分、線積分、マクスウェル方程式の導出など、扱う内容は完全に大学生レベル。

僕はいま幸運にも東京大学で勉強できているのだが、この大学の教養課程で学ぶ力学・電磁気学の授業より、この苑田の物理の方が難しい。みなさんは東大の授業より難しい物理を勉強しているのだ。

 

大学生になれば高度な数学も同時に勉強することになるので、物理で扱う数学レベルであれば訓練を積むことで難なく処理できるようになるのだが、正直数IIIを習いたての高校生にとっては極めていばらの道ではあると思う。

学校の教科書などは、物理学の内容を高校生がイメージできやすいように極力数式を配して実態を掴ませるような学習をさせるのだが(実際物理の初学者であればいわゆるイメージから入るほうが無理はない)、苑田は物理を数式で理解させようとする

 

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苑田の物理の一番簡単な『ハイレベル物理』ですら、大学生の大半が理解できずに社会のアウトローこと留年生を大量に生み出す悪の根元こと、電磁気学のマクスウェル方程式ですら理解させようとするくらいだ。 

 

苑田尚之の物理を学ぶメリット

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ここまで、散々高校生を萎縮させるようなことばかり書いてきたが、実は僕、受験まで十分時間があり受験を優位に進めたいと思う高校生には、ぜひこの苑田の授業を受講することをお勧めしたい。

険しく曲がりくねっていたものの、最終的にこの人の授業をマスターしたことによって受けることで受けた恩恵を列挙したい。

 

受験において物理は圧倒的に強くなった。(満点は当たり前、制限時間の半分で終える)

僕は高校3年の夏から浪人時代に約1年かけてこの苑田の物理をマスターしたが、最終的に受験における物理は敵なしの無双状態、マリオに例えるならクリボーからスター化したマリオになった。

 

僕は最低点から1.1点上という、思い返しただけで3回は背筋が凍る点数で大学を勝ち得たので、もし物理で平均並みの点数しか出せなければ、大学に受からなかった。

苑田の授業は、前述のように物理を数式で理解させようとする。

物理の概念を数式とイメージで捉えられるようになれば、ほぼ受験の物理で点を落としようがない。

 

イメージで大局的に物理現象を理解しつつ、数式で細かい挙動を導出するといったミクロとマクロの視点で問題にあたれば、符号や単位のミスなどは絶対に起こりえないので、一気にミスが減る。

 

また苑田尚之の物理を完全に理解していれば、通常の高校生よりも物理を高い視野で見れるようになる

入試問題の物理は基本的にパターン化されており、その背後にある物理現象は数が限られているので(東大入試など一見難しそうな問題も、解きほぐせばすべてこうなる)、パターンを見抜き、過去自分が解いた問題と参照すれば基本的に解答の方針は、2秒立たずで見つかってしまう。

起床3秒後くらいの頭でも解答の指針は見つかってしまうので、最初から全神経を計算ミスしないように注力するだけになる。

 

大学の物理で圧倒的に有利

 

いまの高校生は、大学に入ってからは遊びまくれると思っている人も多いが、それは半分間違い。

大学に入っても厳しい勉強は続く。まして苑田の物理を受けるような人は、高いレベルの大学を目指しているのであるから、なおさら勉強は厳しいと思う。

 

大学に入っても物理の勉強は当然しなければならないが、もし大学入る前に苑田の物理を完全に理解できていれば、大学の物理などを理解するには屁の河童といった感じになる。

同時に大学の数学もある程度理解できている状態になるので、理系科目において他の学生と圧倒的に差をつけることができる。

 

もちろん都内進学校の連中(開成高校・筑駒・桜蔭・駒東・附高)などは、苑田の物理を完璧に理解している化け物も一定数いるので、そういった連中と同じくらいの学力を持つことができる。

 

受験において得意科目を持つのは圧倒的アドバンテージ

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 受験を攻略するにあたって、得意科目を一つ持っているのは大きなアドバンテージだ。

精神的にも有利に働くが、何より点数的に他の受験生に圧倒的に優位に立てるからだ。

医学部を除いて、普通の大学であれば合計で65パーセントの点数を確保できれば大抵の大学には受かる。

もし一科目、例えば物理が85パーセントくらいとれれば、平均すると他の科目は55~60パーセントでも実質合格できるようになり、志望校がぐっと近づく。

 

大学受験勉強法 受かるのはどっち?

大学受験勉強法 受かるのはどっち?

 

僕が塾講師をしている時に出会った本だが、この本は受験のノウハウが詰まっているのでぜひ高校生には見てもらいたい。

苑田の物理は、どの大学でも安定して9割取れるようになる力がつくので、受験勉強全体で見ても大きな意味を持つ。

東大の理科が圧倒的に強くなれる

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東大の理科の科目は150分あり、化学と物理を同時に解かせる。東大の理科は問題数が桁違いに多く、基本時間内に解ける問題をかき集めて合格点をもぎ取るのがセオリー。

ただ、苑田の物理をマスターすると、物理は最短で50分くらいである程度のところまで持てていけるようになる。

だいたい普通の受験生の場合、物理:化学=65分,85分でやっているが、物理を50分くらいで完成できるので、化学に100分の時間をつぎ込むことができる。

東大化学の場合、基本問題を表面的に難しく装っていることが多いので、時間ゲーの側面がある。時間タリネー!!!っていう周りの人を尻目に、じっくり化学を攻略できるようになるのだ。

 

高校生が苑田の物理と向き合うためには

苑田尚行の物理を勉強していて、高校生が一番頭を悩ますのはその難しさだろう。

苑田が東大首席卒業の宇宙人だけあって、論理的に辻褄があっているものの難しい概念もさらっと説明してしまうので、気が付いたら理解がまったく追いつかず呪文を聞かされているような気持ちになる高校生も多いだろう。

安心してほしいのが、苑田の授業を受けている高校生はみんな同じ感覚を持っているということだ。

 

あまりの難しさに、苑田物理を投げ出してしまう人も多いが、必死に勉強して食らいついて行けば、絶対に自分のものにできるので頑張ってほしい。

 

僕は東進の授業を60回分,90時間分を全部音声化し、電車の行き帰りにノートを見ながら聞いていた。ノートを見ながら、自分の頭の中で苑田の説明を全部繰り返せるようにした。

あと僕が一番苑田の物理をものにできた決定的要因は、苑田のレベルにあった問題集に運良く出会えたこと。

微分方程式や二体問題を扱った参考書は、通常規模の本屋の高校の学習参考書コーナーには絶対に置いてないので、知り合いの紹介でこれらの本に出会えたことが、苑田の物理を理解することを一気に加速された。

親切な物理 (上)

親切な物理 (上)

 

 

親切な物理 (下)

親切な物理 (下)

 

昔発売されて、最近改定された本なのだが、苑田の物理とめちゃくちゃ親和性が高い参考書兼問題演習だ。

上下それぞれ300ページほどあるかなり重厚な内容ではあるが、説明はこれほどまでに親切な参考書は見たことがないほど。題名のとおり優しさに溢れ、俺はこの渡辺久雄さんにめちゃくちゃ感謝をしている。

 

セクションに分かれていて、物理の根幹を理解させようとする問題演習が豊富なので、ストレスなくグイグイすすめられる仕様になっている。

もちろん微分方程式を用いた解法も掲載されているので、苑田尚之の物理を勉強する最高のお供になること間違いない。

Amazonのページ先に書かれているレビューの高さを見てもらえば、この本が信用に価するということがわかると思う。

 

 エネルギー積分や電磁気につまづいたら鉄緑会出版の本に頼ろう
鉄緑会物理攻略のヒント  よくある質問と間違い例

鉄緑会物理攻略のヒント よくある質問と間違い例

 

 毎年東大に百人単位で送り出している、日本で一番難しい学習塾『鉄緑会』が出版している本。

若い鉄緑会の講師が書いただけあって、堅苦しい参考書というより、読み物形式で理解が捗る一冊。他の参考書とはテイストが全く異なっていて、苑田の物理にでてくる大学に踏み込んだ、いかついレベルをめちゃくちゃフラットに理解させてくれる本。

少々値段が高いけど、一冊持って空いた時間に読むのがオススメ。

 

本格的な問題演習に、新・物理入門
新・物理入門 (駿台受験シリーズ)

新・物理入門 (駿台受験シリーズ)

 

 この本は問題演習書として、苦手分野だけピックアップして問題を解くのが良い。

筆者は駿台予備校の名物講師。微分方程式を用いた解法で、問題の解説をしてくれる問題演習書を探しているなら、手元に置いといて間違いはないと思う。

 

東大合格のバイブル・難問題の系統とその解き方
難問題の系統とその解き方物理

難問題の系統とその解き方物理

 

 東大合格者の理系の半分は絶対に使っている難問題の系統。

東大で勝負したい理系学生は絶対に一周はしたいところ。もし本番で難問題の系統にでている類題が出題されてしまった時、周りができて差ができてしまうからだ。

大学受験は自分の勉強法だけでなく、情報戦でもあるので周りがやっている内容は一応自分でも一通りわかっていることが結構大事になってくる。

 

まとめ

これを見てくれている高校や浪人生が今、受験までどれくらいの時間が残されているかわからないが、最後まで一つでも多く吸収するんだという気持ちをもって、苑田の物理を勉強し続けていれば必ずいい結果がでると思う。

 

逆に表面をなぞるような勉強では、決して理解できず時間の浪費にしかならないので、しっかり自分の概念として人に説明できるくらいまで身につけてほしい。

 

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 

 最後の苑田の物理を血のにじむような努力をした先輩として、ひとつのビジネス書を紹介しておく。

成果のでる勉強法は、インプット→アウトプット→改善→インプット...のサイクルが確立できているもの。

 

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質のいいインプットは質の良いアウトップトを担保してくれ、質の良いアウトプットは、自分の足りてないところを明らかにしてくれ、それが質の良いインプットにつながるというサイクルだ。

この『ゼロ秒思考 』の本を読んで、質の良いアプトプットとはなんなのか。受験勉強だけの世界から抜け出して、少し大きな視野で自分の戦っている受験の世界を眺めたく思うような、粋な高校生にこの本を紹介しておく。